閑話休題~信ぴょう性と信頼性

今回はNLPや心理学から少しテーマを離れて、『信ぴょう性』と『信頼性』の共通点、違いについてみていきましょう。

NLPや心理学ではラポールといわれる信頼関係が重要視されます。セラピストとクライアントの間にラポールがなければコミュニケーションが成立せず、いかなる言葉も相手に伝わらない、もしくは伝わりにくいと考えます。

これは日常生活やビジネスでも変わりません。

信頼している人の言葉は理解し、納得することができます。例え自分と違う意見であっても尊重し、受け入れることが出来ます。しかし、信頼していない人の言葉であれば自分と違う意見であれば拒絶し、例え正しい意見であっても受け入れがたいと感じてしまいます。

こうしたことを表現する言葉に”信ぴょう性”という言葉があります。
信ぴょう性とは、『人の言葉などに対する、信用できる度合。信頼性。 』(weblio辞書|三省堂大辞林より)と解説されています。人の言葉に対する信頼性ということですね。

信ぴょう性は多分にその言葉(情報)を発した人の信頼性に依存するところが大きいと考えられます。例えば、大学の教授が発した意見とネットで匿名で発信された情報では信ぴょう性に大きな違いが出てきます。どちらの意見が正しいかという判断を言葉を発した人間の信頼性で判断するのが信ぴょう性といわれるものです。

少し話がずれてしまいましたが、信頼を構築することにより、言葉に信ぴょう性が生まれ、効果的なコミュニケーションが図れるのではないでしょうか。

NLPと心理学の関係~交流分析#2

前回に引き続き、NLPと心理学の関係について、交流分析の紹介を行っていきます。交流分析も心理療法の一つですが、NLPとはどのような関係があるのでしょうか。

簡単に交流分析(対話分析)のことを説明すると、交流分析はTA(Transactional Analysis)と呼ばれ、アメリカの精神分析医エリック・バーンにより1957年に開発され人間行動に関する1つのまとまった理論体系であり、それを応用した心理療法のことです。

[交流分析の概要]

交流分析の基礎理論は以下の3つの基本前提と4つの分析から成り立っています。

◆3つの基本前提

(1.)ストローク

人間として成長していくために、必要不可欠な心身の栄養物-接触とか声かけなど-である。

(2.)時間の構造化

人生および1日をどのように過ごしているかに気づくもので、ストロークと関連をもっている。

(3.)基本的構え(対人関係の4つのあり方)

自分と他人との関係において一定の構えをとることに気づくもので、ストロークと関連を持っている。

◆4つの分析

(1.)自我状態の分析

“今、ここ”の自分がどのような状態(考え方・感情・態度・行動)であるかに気づくための分析。

(2.)交流パターン分析

自分が相手の人と、どのようなかかわり(コミュニケーション)の仕方をしているかに気づくための分析。

(3.)ゲーム分析

自分でも知らず知らずのうちに、繰り返しとってしまうマイナスの行動パターンに気づくための分析。

(4.)人生の脚本分析

私たちの人生を一つのドラマとして捉え、それぞれの人がその人なりのドラマの脚本をもっていると考え、自分はどのような脚本をもっているかに気づくための分析。