閑話休題~信ぴょう性と信頼性

今回はNLPや心理学から少しテーマを離れて、『信ぴょう性』と『信頼性』の共通点、違いについてみていきましょう。

NLPや心理学ではラポールといわれる信頼関係が重要視されます。セラピストとクライアントの間にラポールがなければコミュニケーションが成立せず、いかなる言葉も相手に伝わらない、もしくは伝わりにくいと考えます。

これは日常生活やビジネスでも変わりません。

信頼している人の言葉は理解し、納得することができます。例え自分と違う意見であっても尊重し、受け入れることが出来ます。しかし、信頼していない人の言葉であれば自分と違う意見であれば拒絶し、例え正しい意見であっても受け入れがたいと感じてしまいます。

こうしたことを表現する言葉に”信ぴょう性”という言葉があります。
信ぴょう性とは、『人の言葉などに対する、信用できる度合。信頼性。 』(weblio辞書|三省堂大辞林より)と解説されています。人の言葉に対する信頼性ということですね。

信ぴょう性は多分にその言葉(情報)を発した人の信頼性に依存するところが大きいと考えられます。例えば、大学の教授が発した意見とネットで匿名で発信された情報では信ぴょう性に大きな違いが出てきます。どちらの意見が正しいかという判断を言葉を発した人間の信頼性で判断するのが信ぴょう性といわれるものです。

少し話がずれてしまいましたが、信頼を構築することにより、言葉に信ぴょう性が生まれ、効果的なコミュニケーションが図れるのではないでしょうか。