NLPと心理学の関係~カウンセリング

NLPは、天才と言われたセラピスト3人の患者に対するアプローチ手法を研究、分析、体系化することによって開発されました。それ故、NLPはカウンセリングやセラピーでもラポールを構築する有効な手段としてセラピストの方の受講者が後を絶えません。

NLPのセラピーにおける前提として、ラポールの構築が重要であるということは以前にも述べましたが、「ポジション」を意識することが同様に重要となります。心理学や人とのコミュニケーションにおいては、3つのポジション(知覚位置)があります。

第一ポジション・・・自分の視点
第二ポジション・・・相手の視点
第三ポジション・・・第三者の視点

この3つのポジションを意識し、「相手の視点」から「自分」を見たり、「第三者の視点」から「二人の関係」を見たりする、ポジション・チェンジを行うことによって、問題解決の糸口を探るテクニックがあります。

同様な心理学テクニックのひとつに「リフレーミング」という方法があります。
有名な例ですが、コップに水が半分入っている時、「半分しか入っていない」というフレームと「半分も入っている」というフレームでは物事の感じ方が異なってきます。ネガティブに捉えている事柄も、違った視点から見ればポジティブな事柄として認識できるという方法です。

NLPのリフレーミングは、出来事の枠組み(フレーム)を変えることで、人生における選択の幅を広げ、どのような出来事にも必ずプラスの意味があることを教えてくれます。